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【初心者向け】eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)とは?徹底解説!

こんにちは、マネ太です!

最近「オルカンってよく聞くけど、実際どうなの?」と質問されることが増えてきました。
新NISAでも大人気の投資信託「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」、通称“オルカン”について、
今回は目論見書や最新レポートの情報をもとに、初心者の方にもわかりやすくまとめてみました。

オルカンが気になっている方や、どの投資信託を選べばいいか悩んでいる方の参考になれば嬉しいです!

新NISA(成長投資枠)でも人気急上昇中の「オルカン」こと
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

目次

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)とは?

2024年には個人投資家が選ぶ「Fund of the Year 2024」で上位入賞し、
さらには日経トレンディの2024年ヒット商品ベスト30で第1位にも輝いた、今もっとも注目される投資信託の一つです。

この記事では、交付目論見書や最新の月次レポートのデータをもとに、
「オルカンってどんな投資信託なの?」という疑問にしっかり答えます。


オルカンとは?基本情報と目的

正式名称は「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」。
三菱UFJアセットマネジメントが運用する追加型のインデックスファンドで、世界中の株式に分散投資できます。

  • 投資対象:先進国・新興国・日本の株式
  • ベンチマーク:MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み・円換算ベース)
  • 投資形態:ファミリーファンド方式
  • 為替ヘッジ:なし

つまりこの1本で、約2,500銘柄以上の世界企業にまとめて投資ができるのが魅力です。


地域・業種の分散状況(2025年5月時点)

🌍 国別上位10(割合)

順位国・地域比率
1アメリカ62.4%
2日本4.9%
3イギリス3.3%
4カナダ2.8%
5フランス2.5%
6ドイツ2.3%
7スイス2.1%
8インド1.9%
9台湾1.8%
10ケイマン諸島1.8%

アメリカが6割以上を占めているため、実質的には米国の経済成長の恩恵を強く受ける構造になっています。


🏭 業種別構成(GICS分類)

業種比率
情報技術24.0%
金融17.4%
資本財・サービス10.7%
一般消費財10.5%
ヘルスケア8.8%

GAFAMやNVIDIAなど米国ハイテク株の成長が、このファンドの成績を左右する大きな要素です。


上位構成銘柄(2025年5月時点)

銘柄名業種比率
NVIDIAアメリカ情報技術4.1%
Microsoftアメリカ情報技術3.9%
Appleアメリカ情報技術3.6%
Amazonアメリカ一般消費財2.3%
Meta(旧Facebook)アメリカ通信1.7%

他にもAlphabet(Google)やTeslaなど、日本でもおなじみの企業が多数含まれています。


信託報酬・手数料

項目内容
購入手数料なし
信託財産留保額なし
信託報酬(最大)年率0.05775%(税込)
実質総経費率(実績)年率0.11%(2023年4月〜2024年4月)

信託報酬は保有額に応じてさらに低くなり、5兆円以上の場合は**年0.05757%**程度まで下がる設計になっています。


分配金と複利運用の方針

オルカンは設定以来、分配金は一切出していません(0円)
これは利益をそのまま再投資し、複利の力を最大限活かす戦略をとっているためです。

分配金をもらうよりも、長期的に資産を膨らませるには再投資型のほうが合理的です。


リスクについても把握しよう

オルカンは分散性が高いとはいえ、以下のリスクを持っています:

  • 株価の値動き(価格変動リスク)
  • 為替変動リスク(円高・円安の影響)
  • 新興国リスク(政情不安や規制)
  • 流動性リスク(売りたくても売れないことがある)

また、為替ヘッジは原則行っていないため、円安のときは有利、円高のときは不利になります。


運用成績と成長性

  • 基準価額(2025年5月末):26,263円
  • 純資産総額:約5.9兆円
  • 過去3年のリターン:約58.7%

設定来(2018年〜)では約+162%の成長を記録しており、インデックスファンドとしては非常に優秀な成績です。


なぜそんなに人気?2つの受賞実績

  • 🏆 「Fund of the Year 2024」インデックス部門 上位入賞
    個人投資家410名の投票による評価。安定性と信頼性が評価された。
  • 🏆 日経トレンディ「2024年ヒット商品ベスト30」第1位
    新NISAブームとオルカン人気が融合し、“今年最も注目された金融商品”に。

まとめ|迷ったらオルカンでOKな理由

オルカンは、**「1本で全世界に投資できて、コストが安くて、実績もある」**という三拍子そろったインデックスファンド。

  • 長期投資したいけど、何に投資すればいいか迷っている人
  • 新NISAを始めたいけど個別株が怖い人
  • 毎月コツコツ積み立てたい人

そんな方には間違いなくおすすめできます。

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この記事を書いた人

こんにちは、マネ太です!
このブログでは、共働き夫婦で資産形成に取り組む日々や、新NISA・インデックス投資・節約・家計管理など、お金にまつわるリアルな実践記録を発信しています。

ぼくは高卒・工場勤務。妻もフルタイムで働く、どこにでもいる普通の家庭ですが、
「将来の不安を減らしたい」「少しでも自由な選択肢を増やしたい」
そんな思いから、20代後半で投資とお金の勉強を始めました。

今では、

資産 2,400万円を突破

年間 240万円を投資へ(新NISA満額+α)

目指すはアッパーマス層(資産3,000万〜5,000万円)

投資スタイルは基本的にインデックス投資。
S&P500やオルカンを中心に、ほったらかしで「コツコツ・長期・分散」を大切にしています。

ブログでは、

新NISAの活用法や運用記録

節約・家計のリアルな工夫

小さな投資と大きな安心の積み重ね
を、等身大の目線でお届けしています。

「投資って難しそう」
「普通の人でも資産形成ってできるの?」
そんな疑問を持つ方にとって、少しでもヒントや勇気になるような情報を発信できたらうれしいです。

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