こんにちは、マネ太です。
2024年、日銀がマイナス金利政策を解除し、住宅ローンの金利がじわじわと上昇しはじめました。
私の変動金利も、0.85%から1.0%、そして次は1.25%へと上がっていく予定です。
金利が上がると返済額が増えるのでは?と不安になりますよね。
私も最初は「繰上げ返済しようかな?」と考えましたが、冷静に考えた結果、ある決断をしました。
金利が上がる=インフレ=景気がいい?
まず前提として、金利が上がるということは、物価が上がっていて=景気がいい、という状況があるということ。
物の値段が上がる「インフレ」は悪いイメージがありますが、投資家にとってはむしろチャンスでもあります。
現金の価値が下がるということは、株や不動産といった資産の価値が相対的に上がるからです。
繰上げ返済か?投資か?我が家の選択
今回の金利上昇を受けて、「500万円くらい繰上げ返済すればどうなるか?」とシミュレーションしました。
・毎月返済額を今と同じ水準に維持するには → 約459万円の繰上げ返済が必要
・返済比率(返済額 ÷ 年収)を25%に抑えるには → 約725万円の繰上げ返済が必要
正直、これは悩みましたが…
今は繰上げ返済よりNISAに資金を集中する
私が出した結論は「繰上げ返済はしないで、NISAでの投資を優先する」というものです。
理由はシンプルです。
- ローン金利(1.25%)よりも、NISAで運用するリターンの方が期待値が高い
- 住宅ローン控除(1.0%還元)も残っている
- 一度繰上げ返済してしまうと、現金が手元に戻らない
だったら、今は資産を増やすことに集中した方が合理的と判断しました。
我が家の投資方針:迷ったらオルカン
我が家の投資方針はシンプルです。
- 迷ったら「オルカン」(全世界株式インデックス)
- 値上がりして利益が出たら、一部を債券や現金へスイッチ
- 夫婦でNISA枠を満額(5年間で3,800万円)使い切る
王道ですが、地味に強い戦略です。
将来の金利上昇にも備える
今後、さらに金利が上がるかもしれません。
そのときに備えて、以下のような準備もしておきます。
- 急な繰上げ返済に対応できるキャッシュを少し確保
- 家計の中で毎月の余力をつくる(例:月3万円)
- 投資資金と生活資金を明確に分けて管理
これがあれば、変動金利が予想以上に上がっても慌てないで済むと考えています。
まとめ:お金の不安には「知識」と「戦略」で立ち向かう
金利が上がるというだけで、「不安だから今すぐ返すべき?」と思うのは自然なことです。
でも焦って行動する前に、一度立ち止まって考えることが大切。
- 本当に繰上げ返済が最適なのか?
- 自分の投資戦略と照らし合わせたときにどうするべきか?
お金の不安に向き合うためには、知識を持って、自分の頭で戦略を立てることが大切。
これからも、コツコツと学びながら判断していきたいと思います。
コメント