こんにちは、マネ太です。
今回は、僕の大好きなお金の名著『バビロン大富豪の教え』の中から、「収入の1割を貯金せよ」という教えについて深掘りしていきます。
この教え、シンプルながらとても奥が深いんです。
1割くらい貯金できるでしょ?…本当に?
「収入の1割なんて余裕でしょ」と思っている人、ちょっと考えてみてください。
- 毎月、しっかり貯金できていますか?
- ボーナスで赤字の穴埋めをしていませんか?
- 通帳の残高は1年前と比べてちゃんと増えていますか?
「1割くらいならできる」と思っていても、実際に貯まっていなければ意味がありません。
このバビロンの教えは、「気が向いたら貯金する」「余ったら貯金する」ではなく、**“最優先で自分のために取り分ける”**ことが大前提なんです。
バビロン大富豪の教えとは?
『バビロン大富豪の教え』は、古代バビロニアの物語を通じて、お金にまつわる普遍的な原則を学べる本です。
「収入の1割を貯金する」はその中でも最も重要で基本的な教え。
この教えを実践することで、お金に支配される人生から、お金を味方にする人生へと変わっていきます。
マネ太の実践法:給料日に自動で投資信託へ
僕はこの教えを現代風にアレンジして実践しています。
毎月の給料が入ると、自動的に投資信託の積立設定が発動するようになっていて、強制的にお金が証券口座に移動します。
たとえば月収30万円なら、まず3万円をオルカン(全世界株)などに自動で積立。
これは「お金を貯める」というより、「未来の自分のために働いてくれる資産に変える」イメージです。
この仕組みにしてからは、自分の意思に頼らずとも毎月確実に1割以上を投資に回せています。
急な出費に備えて、生活防衛資金も確保
もちろん、家族がいれば予期せぬ出費もありますよね。
そういうときに備えて、**生活防衛資金(生活費の6ヶ月分)**を現金で分けて確保しています。
このおかげで、「投資信託は売らずにそのまま」「現金で対応」という安心感があります。
貯金ができない人の共通点は“後回し”
「貯金できない人」の多くは、貯金を「余ったらするもの」と考えています。
でも実際には、生活費や娯楽費に使いすぎて、残らないのが当たり前なんです。
この状態から抜け出すには、「最初に貯める(または投資する)」という順番に変えるしかありません。
「1割がきつい」人はどうすればいい?
「正直、1割も余裕がない…」という人もいると思います。
そんな方は、まず5%から始めるのがおすすめ。
たとえば月30万円なら1.5万円。これを毎月先取り貯金するだけでも、年間18万円。
さらに、支出の見直しをセットにすれば、よりスムーズに貯められます。
- 格安SIM(例:日本通信SIM)に変更
- サブスクの整理
- 保険の見直し(学資保険や生命保険の過剰加入に注意)
- 外食の頻度を週1回減らす
こうした改善を1〜2つやるだけで、毎月5,000〜10,000円は浮くことが多いです。
「ボーナスありき」の家計管理は卒業しよう
実は、毎月の支出が収入を上回っているのに、ボーナスで帳尻を合わせている人は意外と多いです。
でも、それでは本当に「貯金できている」とは言えません。
ボーナスは「予備費」や「ご褒美」に使うべきもの。日常生活の補填にしてしまうと、いつまで経っても資産は増えません。
貯金と投資の違いを理解しよう
ここで一度、「貯金」と「投資」の違いにも触れておきます。
- 貯金:現金で手元に置いておく。リスクは低いが増えにくい
- 投資:株や投信などに資金を回す。リスクはあるが将来的に資産が増える可能性がある
収入の1割をすべて貯金でも悪くないですが、インフレや物価上昇に負けないためには投資も必要です。
だからこそ、僕は「貯金と投資を組み合わせて」資産を増やしています。
まとめ:習慣と仕組みで「1割貯金」は誰でもできる
「1割なんて余裕」と言う前に、自分が本当にそれを実行できているかを振り返ってみてください。
この教えの本質は、「自分のためにお金を最優先で使う」ことです。
- 先取りで1割を投資信託に積立
- 急な支出には生活防衛資金で対応
- 支出の見直しでさらに余裕を生み出す
この習慣と仕組みを整えれば、収入の多寡に関係なく、誰でも「資産を築ける人」になれます。
📘 参考図書:『バビロン大富豪の教え』
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