こんにちは、マネ太です。
実はこの前、家族が「保険の窓口に相談に行ってみようかな」って言ってたんです。
テレビでもよくCMやってるし、無料って言われたら「ちょっと話だけでも…」って思う気持ち、分からなくもない。
でも、ぼくはその話を聞いて、なんとなく不安になりました。
「本当に中立な場所なの?」
「手数料が高い保険をすすめられたりしない?」
「何も知らずに行ったら、損することにならない?」
そんな気持ちがモヤモヤ残って、今回このブログ記事を書くことにしました。
保険の窓口は“中立”じゃない
保険の窓口って、いろんな保険会社の商品を扱っているから、一見中立に見えます。
でも実際には「販売代理店」です。
相談員の人は「あなたに寄り添う人」ではなく、「保険を売る人」。
契約を取ることで報酬(=手数料)が発生する仕組みになっています。
つまり、「あなたに本当に合った保険」ではなく、「売りやすくて手数料が多い保険」が提案される可能性があるんです。
手数料の高い保険をすすめられやすい
例えばこんな保険は、手数料が高めと言われています。
- 外貨建て保険
- 学資保険
- 終身保険などの貯蓄型保険
逆に手数料が少ないのは、掛け捨てのシンプルな保険(定期保険や医療保険など)。
相談員さんも人間です。
手数料が高くて会社からも評価される保険をすすめたくなるのは、自然なことかもしれません。
でも、それが「あなたにとって本当に必要かどうか」は別の話です。
「相談無料」の裏には営業がある
「無料相談だから、とりあえず聞くだけ聞いてみようかな」
そんなふうに気軽に行く人も多いと思います。
でも、その裏には「営業活動」があることを忘れてはいけません。
無料で時間をかけて親切に話を聞いてもらって…
最後に「じゃあ、これに入っておくと安心ですね」と言われたら、断りづらくなりますよね。
そして、気がつけば何十年も続く高額な契約をしていた…なんてことも。
それ、本当に無料ですか?
そもそも保険ってそんなに必要?
マネ太は思うんです。
不安だからって保険にたくさん入る必要はありません。
- 日本には健康保険や高額療養費制度がある
- 100〜200万円の生活防衛資金があれば、だいたいの医療費は対応できる
- 生命保険は、子どもがいる家庭なら「掛け捨て型の定期保険」で十分
むしろ、必要以上の保険は“今の生活”を苦しくするだけです。
「将来の安心」のために、「今の生活」を壊してしまったら意味がないですよね。
どうすればいいの?
結論はこれです。
✔ 自分で学ぶ
YouTube・ブログ・書籍で基礎知識をつけるだけでも、判断力が全然変わります。
✔ 比較して考える
「すすめられたから入る」のではなく、自分で保険商品を比較してみるクセを。
✔ 中立の立場の人に相談する
もし不安なら、「保険を売らない独立系FP」に有料で相談するのもおすすめです。
本当に怖いのは「知らないまま相談に行くこと」
保険の窓口が全部悪いとは言いません。
でも、何も知らずに相談に行くと、都合よくカモにされてしまう可能性があるのは事実です。
今回、家族が「相談しようかな」と言ったことをきっかけに、改めて考えました。
少なからず、自分で知識をつけることが大事。
わからないまま行ってしまえば、それはもう“向こうの土俵”に立たされているようなものです。
まとめ|あなたのお金を守れるのは、あなた自身
- 保険の窓口は「相談所」ではなく「販売の場」
- 手数料の高い保険をすすめられるリスクがある
- 「無料相談」で、何十年も支払う保険に入るかもしれない
- 少しでも自分で調べて、考えて、行動することが一番の防衛策
無料って言葉に安心して、損する契約をしてしまわないように。
あなたのお金を守れるのは、あなた自身です。
おまけのひとこと(マネ太の気持ち)
家族のこととなると、なおさら慎重になりたいもの。
この記事が、だれかの「ちょっと待った」のきっかけになればうれしいです。
コメント