こんにちは、マネ太です
今回は「配当金の使い方」について、自分なりの考えを書いてみます。
よく、「配当金は再投資すべき」と言われますし、それは間違いではありません。でも最近は、それだけではなく「今の生活に使うことの価値」にも注目しています。
未来を見据えた投資も大切だけど、今を楽しむことも忘れずにいたい。そう思うようになったきっかけと考え方を、この記事でまとめてみます。
配当金を再投資することのメリット
配当金を再投資することで、資産の増加スピードは確実に上がります。
たとえば、年間10万円の配当金が出たとして、それを利回り4%の高配当株に再投資すれば、翌年からはその10万円が年間4000円分の新たな配当を生むことになります。
これを毎年繰り返していくと、いわゆる「複利の力」で資産は雪だるま式に増えていきます。
- 複利効果が働いて将来的に得られる配当が増える
- 資産が増えることで、FIREやサイドFIREに近づく
- 働かなくても得られる収入が年々強化される
自分は、ETFや投資信託の他に、日本株の高配当銘柄も最近購入し再投資しています。
配当金が入ったら、同じ銘柄を買い増したり、気になっていた新しい企業に分散投資するようにしています。
でも、配当金は「今」に使ってもいい
とはいえ、最近はこうも思います。
「将来のためにだけ生きるのって、なんだかもったいないな」と。
たとえば月に1万円の配当金があったとします。
これをすべて再投資に回すのも立派ですが、その一部を「ちょっといい外食」や「家族とのレジャー」「趣味の道具」などに使えば、それはそれで人生の満足度が高くなるんですよね。
我が家では、配当金の一部を使って家族でちょっと贅沢な食事をすることがあります。
「これ、配当で食べてるんだよ」と話すと、投資に興味のなかった妻や子どもも少し嬉しそうにしています。
実感することで、投資のモチベーションが上がる
配当金を生活の中で使ってみると、「投資ってすごいな」と実感できます。
実際にそのお金で何かを買ったり、思い出ができたりすると、画面の中の数字が**「生きたお金」**として感じられるんですよね。
自分も最初に配当金でちょっとした外食をしたとき、「これを続ければ、もっと自由な時間が作れるかも」と思いました。
それ以来、配当を得ることが「数字のゲーム」ではなく、生活を豊かにするツールとして感じられるようになりました。
今の時間は、もう戻ってこない
未来のために備えるのは大切です。
でも、「今この瞬間」を大事にしないと、お金は貯まっても心が満たされないことがあります。
昔の自分は、節約や再投資にとらわれすぎて、「せっかくのお金を何にも使ってないな…」と感じることがよくありました。
今は、配当金の一部を「使うためのお金」としてわけて考えるようにしています。
時間は有限で、いつどこで何が起きるか分かりません。
だからこそ、「今、幸せを感じられるお金の使い方」をしていくことも、人生にとって大事だと感じています。
配当金を使う割合は人それぞれでいい
ちなみに、自分は配当金のうち7割を再投資、3割を使うというようなイメージで運用しています。
これが正解ではなく、人によっては「全部使う」「全部再投資する」もアリです。
でも「どちらか一方だけでなく、両方の視点を持つ」ことが、心地よい投資との付き合い方につながるんじゃないかなと思います。
まとめ:未来への投資と、今の幸せのバランスを
配当金は、将来のために再投資して資産を増やすための強力なツールです。
でもそれだけじゃなく、「今の生活を少し豊かにしてくれる嬉しい収入」としても使えます。
- 再投資 → 資産形成、経済的自由
- 消費 → 生活の充実、実感、心のゆとり
この両方のバランスが取れてこそ、投資の本当の楽しさが見えてくるのではないでしょうか。
これからも、自分の価値観に合った投資スタイルを探しながら、配当金をうまく使っていきたいと思います。
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