A-2フライトジャケットを購入して最初に感じたことがある。
「ポケットが使いにくい」
見た目はかっこいいし、革の質感も気に入っている。
ただ、実際に着てみるとポケットが思ったより使いにくかった。
普段使いだと少し不便
A-2のポケットは縦向きになっている。
普段着のジャケットによくある横向きのハンドウォーマーポケットとは違い、手を入れにくい。
スマホを入れようとしても少し使いづらいし、財布や鍵を入れるのもなんとなく気を使う。
特に鍵は革を傷つけそうで気になる。
購入前は見た目ばかり見ていたので、実際に着るまで気が付かなかった。
当時のパイロットは何を入れていたのか
気になったので調べてみた。
A-2は1930年代から第二次世界大戦中にかけてアメリカ陸軍航空隊のパイロットが着用していたフライトジャケットだ。
現代のようにスマートフォンや長財布を持ち歩く時代ではない。
そのためポケットには、
- 地図
- メモ
- 身分証
- 手袋
などを入れていたと言われている。
今の感覚で考えると収納力は物足りないが、当時の用途を考えると十分だったのかもしれない。
なぜ縦向きなのか
A-2のポケットが縦向きなのには理由がある。
飛行機の操縦席に座った状態でも物を取り出しやすくするためだと言われている。
また、ポケットのフラップにはボタンが付いており、中身が飛び出しにくい構造になっている。
現代の街着として考えると使いにくい部分もあるが、飛行服として考えると合理的なデザインだったことが分かる。
使いにくさも含めてA-2の魅力
正直なところ、今でもポケットは使いやすいとは思わない。
スマホを入れるならパンツのポケットの方が便利だし、手を入れるだけなら普通のジャケットの方が楽だ。
それでもA-2を着ていると不思議と気にならなくなる。
むしろ、こうした不便さも含めて当時のデザインをそのまま受け継いでいるのだと思う。
A-2のポケットが使いにくいのは事実だ。
しかし、その理由を知ると少し見方が変わる。
ただのデザインではなく、実際に空を飛ぶパイロットのために考えられた形だったのである。

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