18歳のとき、私は個人年金と生命保険に入りました。
当時は内容を細かく比べたわけではありません。「保険は入るもの」という感覚で、そのまま長い間払い続けていました。
その後、お金について調べるようになり、個人年金は2021年11月ごろと2022年1月ごろに夫婦で順番に解約。生命保険はすぐにはやめられず、2024年3月ごろまで残しました。
今振り返ると、保険の見直しは利回りだけでは決められませんでした。途中解約で返戻金が減ることへの不満と、保障を手放す不安の両方があったからです。
この記事の要点
- 私は18歳で個人年金と生命保険に加入した
- 個人年金は夫婦で月約3万5,000円を払っていた
- 個人年金は先に順番に解約した
- 途中解約で払込総額より返戻金が少なくなった
- 生命保険は金融資産が約2,000万円になるまで残した
- 住宅ローンの団信と資産を確認し、大きな死亡保障は不要と判断した
18歳で入った保険を、すぐにはやめられなかった
私が確認できた、当時の毎月の支払いは次のとおりです。
| 契約 | 毎月の支払い |
|---|---|
| 私の個人年金 | 約1万5,000円 |
| 妻の個人年金 | 約2万円 |
| 個人年金の夫婦合計 | 約3万5,000円 |
| 生命保険(夫婦合算) | 7,483円 |
ただし、18歳のときに入った契約なので、保障内容や細かな条件は現在もよく分かっていません。妻の個人年金も、月額以外の詳しい内容は覚えていません。
長く払ってきた保険をやめるのは、思っていたより簡単ではありませんでした。
生命保険の担当者が知り合いだったため、解約の話をすること自体が少し面倒でした。電話をして時間を作り、手続きを進めることにも負担を感じていました。
そして何より、保障がなくなることが不安でした。
個人年金を先に解約した
個人年金は、生命保険より先に解約しました。
家計簿と当時の記憶を照らし合わせると、夫婦の契約を2021年11月ごろと2022年1月ごろに順番に解約したと思います。どちらを先に解約したかまでは確認できませんでした。
私の契約は、18歳から60歳までに約780万円を積み立て、60歳で一括なら約980万円、5年に分けて受け取るなら総額約1,100万円だった記憶があります。
記憶している約780万円と一括約980万円を使い、42年間の毎月積み立てとして計算すると、年率はおよそ1%程度です。実際の契約書を確認できていないため、これは確定した利回りではありません。
もちろん、個人年金には保障や保険料控除など、運用益だけでは測れない面もあります。それでも私は、長い間お金を動かせないことと、増え方の小ささが気になりました。
途中で解約したため、実際に受け取った返戻金は、それまでの払込総額より少なくなりました。
積み立ててきたつもりなのに、解約すると戻る金額が減る。その仕組みには、正直なところ腹が立ちました。
金融庁の審議会資料では、保険料は保険金の支払いや契約の締結・維持に必要な経費にも充てられ、解約返戻金は単純な積立残高とは異なる考え方で決められると説明されています。私が当時イメージしていた貯金とは、そもそも仕組みが違いました。
生命保険は、資産が増えるまで残した
個人年金を解約したあとも、生命保険は残しました。
「保険はいらない」と頭で考えることと、実際に解約することは別でした。もし自分に何かあったらと考えると、すぐには決められませんでした。
正確な解約日は覚えていませんが、家計簿では2024年3月が最後の引き落としでした。
2024年3月末の金融資産は約2,062万円でした。
生命保険を解約したときの判断材料
- 2024年3月末の金融資産が約2,062万円あった
- 住宅ローンに団体信用生命保険が付いていた
- 資産と団信を確認し、大きな死亡保障を持たなくてもよいと考えられた
住宅ローンには団体信用生命保険が付いています。私に万が一のことがあった場合、住宅ローンは団信で返済されます。そこにまとまった金融資産もあるなら、生命保険でそこまで大きな死亡保障を持たなくてもよいのではないか。そう考えられるようになり、ようやく解約しました。
これは「資産が約2,000万円あれば、誰でも生命保険はいらない」という意味ではありません。家族構成、毎月の生活費、子どもの年齢、住宅ローンや団信の条件によって必要な保障は変わります。
私の場合は、資産と団信を確認したことで、不安よりも納得が上回ったというだけです。
現在、民間の医療保険に入っていない理由と確認した制度にも、今の備え方をまとめています。
一気にやめず、自分が納得できる順番で見直した
現在のところ、個人年金と生命保険を解約したことに後悔はありません。
解約で戻ったお金は投資へ回しました。現在の金融資産は3,000万円を超えています。ただし、ここまで資産が増えた理由のすべてが解約したお金によるものではありません。積み立てと運用を続けてきた結果も含まれています。
また、保険を解約した判断が本当に良かったかは、病気になったときや老後を迎えたときに初めて分かる面もあると思います。
一気にすべてを解約せず、自分が納得できる順番で見直したことは、自分には合っていました。
個人年金は、長期間お金を動かせないことと増え方に納得できず先に解約。生命保険は、まとまった資産と団信を確認できるまで残しました。
途中解約で元本割れしたことには腹が立ちました。ただ、保険や個人年金の仕組みを自分で考えるきっかけにはなりました。
今振り返れば、良い勉強代だったと思っています。
100万円を貯めた当時は、まだ個人年金と生命保険を残していました。当時から今回の解約までを振り返ると、保険が必要かどうかを知識だけで決めるのではなく、自分の資産と家族の状況を見ながら少しずつ判断してきたのだと思います。
この記事は、私の家計と当時の記憶、保存していた家計簿をもとにした体験記です。契約内容や解約返戻金は商品・加入時期・解約時期などで異なるため、実際に見直す場合は契約書類や保険会社の最新案内を確認してください。
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